写真展をみて

息抜きに報道写真展へ行ってきました。写真一枚で訴える力がある素晴らしい作品ばかりでした。

戦場や内戦のように死ぬか生きるかの場面での銃撃シーンではなく、車の影に隠れて悲しむ女性のアップを見ているだけで涙が出て来きました。

写真に映っている女性の心情が自分のことのように感じたのです。

銃を使用する争いの悲惨さを感じて“こんな悲しみを彼女に味会わせてはならない”とか、”こんな争いを二度と起こしてはならない!”と思わせる力を持つ一枚の写真。たった一枚で見る人に考えさせる写真を撮るのが私の理想です。

報道写真だけではなく猫の写真展でも同じことを感じました。写真家・岩合光昭氏の作品でしたが、思わずニヤリとしてしまう、ほのぼのとした作品ばかりでした。

会場に来たおばあさんや若い女性のグループが“かわいい!”と声を上げるほどです。私は恥ずかしいので心の中で同じことを呟きました。

猫の持つ気品と人なつこさが、よくぞここまでというぐらい画面から滲み出ています。幸せな気分にさせる力を一枚の写真がもっているのです。

自分が写真を撮る場合、一枚だけで訴える力を持つためには何が必要なのでしょうか? 撮影対象に対する愛情でしょうか? 理不尽なことに立ち向かう気持ちや社会的感覚なのでしょうか? 人間的な感性も磨かないとだめなのかと思います。

自分が、そのような粘テーマを見付けることが大事なのかもしれません。“私に出来るか?”ではなく、“やるしかない!” と、自分自身に言い聞かせながら写真を撮っています。

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